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性格の遺伝と環境の相互作用

性格は、遺伝によって決定されるのでしょうか、
それとも環境によって左右されるのでしょうか。

 

このことに関しては、知能は遺伝によって決定されるのか、
それとも環境によって左右されるのかということと同じように
分かっていません。

 

しかし、心理学者は、このような難しい問題に対しての研究を行い、
性格は遺伝と環境との相互作用によって形成されるとはいうものの
どちらにウエイトをおくかについてはさまざまな立場を取っています。

 

スイスのある家の家系図を見てみると、
その家系図は、精神疾患者、精神病質(変質者)、
そして、知的障害者、犯罪者によって満たされています。

 

このことから、「遺伝」が深く関わると考えられますが、
両親が普通の健康で善良な社会人であっても、
とんでもない反社会的な性格者が出現する場合もあり、
なぞは深まるばかりです。

 

では、ドイツの有名な作曲家バッハの家系図を見てみます。
すると、バッハの家系は作曲家によって満たされています。

 

ですが、有名なロマンスの持ち主である
ドイツの作曲家であるロバート・シューマンやクララ・シューマン夫婦の家系には、
作曲家は見当たらず、なんと精神疾患者が多くいます。

 

ヒトの性格は、遺伝的なものか、環境的なものか、
換言すると生得的なものか、習得的なものか研究がされています。

 

日本での研究では、
兄弟的な処遇が要因で差異が出てくるとされていますが、
ゴットシャルトの研究では、
感情的な特性は遺伝的なものであり、
知的な特性は環境的なものであるということができる・・・
という研究結果が発表されています。